SFでの最大の敵
サンフランシスコでの最大の敵。それは治安でもなく、食事でもなく、英語でもなく、乾燥。
比較的過ごしやすい気候だとは思うのですが、とても乾燥が厳しくて、あまり喉が強くない自分はあっという間に喉がやられてしまいました。。
いつもカリフォルニアに出張で来るときは寝るときもマスクをして、喉に気を遣っているのですが、原因不明の鼻炎も重なってしまい、なかなか辛い状況です。
ということで、まさか買うことになることになるとは思っていませんでしたが、買いました。加湿器。英語ではhumidifierと言うんですね。
買ったのはこちら。
日本では聞いたことないブランドですけど、評価もまあまあだったのでこれにしました。(すぐ壊れるというレビューが散見されますが、まあSF滞在中だけの予定だったので、そこは目をつぶりました。。そして何より喉の状態が深刻だったので早く欲しかった 笑)
で、到着したのがこれ。大きさは小さめですが、愛らしいデザインの?かわいいやつです。さっそく大活躍してもらっています。
1週間程度使っていますが、音も静かですし、加湿具合も良好なようで、お陰様で夜も寝起きも、のどのイガイガなくなりすっきりです。
一時は濡れタオルを部屋に干したりしていましたが、結構面倒だったし湿度もあまり改善されなかったので、加湿器を導入して良かったと思っています。
もし乾燥でお悩みの方がいたらぜひ検討してみてください。
言葉を学ぶということ
SFに来て、言語交換のMeetupに参加するようになって、言語を学ぶ姿勢について考えさせられます。
今日も日本語・英語のLanguage ExchangeのMeetupに参加してきたのですが、自分を含む日本人はやはりなんとなく完璧でない英語に恥じらいを感じ、英語の喋る時間は口数も少なくなりがちです。(もちろん全日本人というわけではないです。)
一方で日本語を学びに来ている多くの外国人の方々は、恥じらうことなく、なんとか自分の話したいことを日本語で表現しようと、たどたどしい日本語でたくさんの言葉をアウトプットします。中にはめちゃくちゃな日本語を喋る方もいるのですが、間違えることを恐れず、積極的に会話に参加し、話題を提供します。その方は昨年の11月から1週間のうち30時間を日本語の勉強に費やしているそうです。
どちらが早くその言語を使えるようになるかは言うまでもありません。
同じ言語を学ぶ人間として、彼らを教師として、少し自分の学習姿勢を見直したいと思います。
SFでTech meetupに参加してきた
先日のLanguage ExchangeのMeetupに続き、今度はTech系のMeetupに参加してきました。
内容
参加したのはBuilding a Test Infrastructure using Dockerというもの。SeleniumのスポンサーでもあるSauceLabsがホストしているようです。
発表してくれたのはCollective Healthという Health planをconsultするweb serviceを提供している?(間違っていたらすみません・・)企業の方。
内容はDockerをバックエンドに、pepper(お父さん犬のところのpepperとは別)という独自のシステムを作って、テスト環境を簡単に共有できるようにしましたよ。というものでした。SeleniumのMeetupでしたが、Seleniumの話は出てきませんでした。。
Pepperはテストの実行環境をDockerのimageと合わせてprofileと言う形で、dockerによって提供されるそれぞれのサービスのもろもろの状態のsnapshotを保存し、開発者やテスター間と共有できるようにすることで、テストの実行環境のポータビリティを上げ、テスターが見つけたをバグを開発者にいち早く再現可能にし、早期に問題を解決することができるというもの。
技術的な部分を含め詳細はYouTubeにて公開されている動画をご覧ください。
感想(技術観点)
品質を早期にフィードバックすることは、品質を上げるために重要なアプローチだと思うので、非常に良いアイディアだと思います。
また、テスターが問題を見つけたけど開発者の環境では再現しないというのは、私の職場でも散見される良くない事例だと思うので、環境の共有というアプローチも品質を上げるという観点でも、非常に有効だと思います。
残念ながらPepperは今のところCollective Healthの内部サービスなので、我々はPepperを利用することはできませんが、アイディアとしては社内に持ち込めるのかなと思いました。
感想(初Meetup参加観点)
初のSFでのTech系のMeetupの参加ということで、日本の勉強会と比較してのコメントとしては、
- 質問が多い!
- 食べ物が多い!
- オープンソースに対しての姿勢の違い。
質問の多さは、こういう勉強会に限らず社内の会議でも感じることですが、わからないことは徹底的に明確にする。的な精神がひしひしと感じます。また、必ずといってウィットに富んだ質問が必ず出るのも、こちららしい文化だと思います。
食べ物の多さは、まあどうでもいい事と言えばそうですが、日本だとあっという間になくなってしまう程度の量しか出ないことが多い(私がそういう会にしか参加していない?)のに対し、こちらはかなりの量が出ます。飲み物も食べ物も。味は、、so so?
最後にオープンソースに関してですが、Meetup内のQAセッションである人が、「オープンソースじゃないの?がっかり。」みたいなコメントがあって、それに対して開発者も「今は社内で評価中で、じきにオープンソース化する予定」的な反応をしていて、やっぱりこっちは多くの人に使われてなんぼ的な考え方なんだなあと思いました。
もちろん日本でもそういう考え方はあるけど、まだどちらかというと外部公開はせずにそれを使ってお金を稼ぐ傾向が強いかなあと思っています。それが自身の製品に関わるクリティカルなものであるケースを除いて、オープンソース化して色んな人に使われて揉まれて、改善されたものを自身の製品開発に活かすほうがメリットが大きいと私は思っているので、個人的には見習いたい姿勢です。
プレゼンが始まる前の30分程度のネットワーキングタイムもそつなくこなし、終始楽しく参加できたMeetupでした。
最後に写真をぺたり。