モルディブのローカル島に行った話

久々に旅行ネタです。GWを利用してモルディブに行ってきました。

モルディブと言えばハネムーナー御用達の1島1リゾートが有名ですが、今回はローカル島について、リゾートとの比較を交えて書いていきたいと思います。

ローカル島の魅力

ローカル島の魅力はなんといってもその安さ。 ホテル(ゲストハウス)の滞在費にしても、食費にしても、アクティビティ費にしても、リゾートに比べると破格の安さです。

特にリゾートに滞在しようと思うと一番驚くのが、交通費(スピードボート・シープレーン)の高さ。国際空港のある首都マーレからスポードボートで30分程度のリゾートホテルに行くにしても、往復で100〜200USドル程度のスピードボート代が請求されます。 それが、例えばマーレからスピードボートで1時間程度かかるRasdhooまで定期運行のスピードボートで行くと、50USドル程度で行くことができます。一方、Rasdhooの向かいにあるKuramathi Maldivesリゾートまではスピードボート代として341.60USドルかかります。(Booking.com調べ)

すごい差ですね。もちろん島内での体験できる内容はリゾート島とローカル島では大きく異ると思いますが、海やビーチの風景に大きな差はないと思います。

どのローカル島に行くか

残念ながら、今のところどのローカル島にでも行けるわけではないようです。 旅行者の上陸が許された、定期船の運行がある、いくつかのローカル島が行き先になります。

行き先を決める上で、以下のサイトの情報を参考にしました。

budgetmaldives.co

budgetmaldives.co

このBUDGET MALDIVESはローカル島に関する情報がとても体系的にまとめられており、滞在する際の島選びに大変重宝しました。

今回の旅行では、なるべくビーチと海が綺麗そうで、シュノーケリングが楽しめそうかつ、比較的生活し易そうなRasdhooとUkulhasを滞在先として選びました。 それぞれのローカル島については、別の記事でまとめを書きたいと思います。

ローカル島の宿事情

ローカル島にはハネムーナーなどが好む水上ヴィラなどはないようです。なので、水上ヴィラでロマンティックなひとときを過ごしたい方は、ローカル島は選択肢には上がらないでしょう。 ローカル島では多くの選択肢はゲストハウスとなるので、水上ヴィラでなくとも、リゾート島のお部屋や建物の雰囲気とはやや格差が生まれると思います。

とは言いつつも、ローカル島にも素敵で可愛らしいデザインのゲストハウスやホテルも存在します。事実、Ukulhasのホテルやゲストハウスは、外観から見ても素敵なデザインで、可愛らしい庭を持ったホテルが多かったです。 また、Thinadhooというローカル島では、Plumeria hotelのような、リゾート風なデザインの?ホテルもあるようです。

ローカル島で何をして過ごすか

ビーチでのんびりするのも良し、シュノーケリングするのも良し、ローカル島内を散歩するのも良し。 個人的にリゾート島とローカル島ではできる事自体に大きな差はないと思っています。シュノーケリングやダイビングなどのお決まりのマリンスポーツは、リゾート島でもローカル島でも当然できます。 サンドバンクツアーやドルフィンウォッチングなどのエクスカーションも、どちらでも提供されています。

更には、リゾートがローカル島訪問のエクスカーションを提供するように、ローカル島ではリゾート島へのエクスカーションも提供されています。

値段は言わずもがな、ローカル島の方が安いです。すべてを比較したわけではないですが、アクティビティの利用料が安かったRasdhooとリゾート島の値段を比べると、リゾート島の方が2〜3倍くらいの値段になっていました。

アクティビティに関してはできることに大きな差はないと言いつつも、おそらくリゾートには日本語対応が可能なスタッフがいたりと、サービスの質などが違うのかなと思っています。

ローカル島の食事

ローカル島食事は残念ながらリゾート島ほどの選択肢はありません。 選択肢は多くないものの、個人的にはモルディブのローカルの料理は日本人の口に合いやすいのではと思っています。実際に食べたものを、写真と一緒に紹介したいと思います。

こちらはフィッシュカレー(ツナカレー)。とってもスパイシーですが、高温多湿なモルディブな気候の中だと、このスパイシーさがとっても恋しくなります。 Ukulhasでは7USドル程度で食べられるコストパフォーマンスの良さも◎

こちらはモルディブスタイルの朝食である、ロシとマスフニ。卵とソーセージもだいたいセットで出てきます。ライムとオニオンが効いたマスフニはとっても風味が良くって、ロシにぴったりです。 ゲストハウスによってはコンチネンタルブレックファーストなどを朝食として出すところもありましたが、だいたいモルディブスタイルの朝食を選んでいました。

最後は魚の丸焼き。比較的高価なメニューですが、意外と脂が乗っていて、ジューシーな味わいです。ちょっと骨が多くて食べづらいですが、1度は食べておくと良い思い出になると思います。

その他、シーフードヌードルやスパゲッティなども印象に残っていますが、いずれの料理も美味しかったです。

ローカル島とお酒

イスラムの国であるモルディブではローカルな人が生活するローカル島ではお酒は一切飲めません。

ただし、Maafushi島やMathiveri島などのいくつかのローカル島の近くにはFloating barと呼ばれる、船上バーなるものがあるらしく、そこでは治外法権的にお酒が飲めるらしいです。 滞在したRasdhoo島にもFloating barがあるという書き込みを見つけましたが、現地では見つけられませんでした。(ほとんど探しませんでしたが。。)

最後に

以上、モルディブのローカル島についてまとめてみました。

日本人のローカル島訪問者は多くないらしく、現地でゲストハウスを運営するオーナーの方は、もっとたくさんの日本人を呼び込んで欲しいと言っていましたので、少しでも多くの日本人がこの記事を参考にして(参考にしなくても)、モルディブのローカル島を訪れて、その素晴らしさを知ってくれたらと思います。