Raspberry Piで部屋のオーディオ環境を改善した話
Amazon Echoを購入してから、音楽を聴く機会が増えました。ただ、せっかくなら良い音で聴きたい。アンプから良い音で鳴らしたい。
ということで(?)、手持ちのRaspberry Piを使って部屋のオーディオ環境を改善したいと思います。
環境
- macOS 10.12.6
- Raspberry Pi 3 MODEL B
- SDカード 16GB
- Kuman PIFI Digital DAC+
ハードウェアのセットアップ
ハードウェアのセットアップは基本的に差し込むだけなので、割愛。
アンプにはKumanのボードからRCAケーブルで接続してます。
OSのセットアップ
まずはOSのimageファイルをダウンロードしましょう。volumioの公式サイトは以下。
SDカードへのimgファイルの書き込みはetcherからが便利。変なバイナリ入れたくない人はコマンドラインからも入れられます。
etcherからimgファイルをSDカードに約場合はGUIからimgファイルと書き込み対象のSDカード(ドライブ)を指定するだけ。 写真はドライブが指定済みの画像なので注意。
書き込みが終わると以下のような画面になって、書き込み終了。
書き込み終了したSDカードをRaspberry Piに入れてOSのセットアップは完了。
Volumio上のセットアップ
有線のLANケーブルをつけた上で、Raspberry Piに電源を投入するとOSが立ち上がります。
VolumioはWebアプリケーションを持っているので、同一LAN内のPCやスマホのブラウザから色々な設定が可能です。 http://volumio.local からアクセスしましょう。
アクセスするとセットアップ画面から始まるので、順次進めていきましょう。
言語は日本語で良いでしょう。基本的にすべてのテキストが日本語されています。
続いてデバイスの名前の設定になります。私はDefaultの名前をそのまま使用しました。
次にアウトプットの設定。今回は購入したKumanのボードはI2S DACに対応しているので、YesかつHiFiBerry DAC Plusを選択しましょう。
次にネットワークの設定になります。ここでは、各環境に合わせてご設定ください。私はここで2.4GHzな無線LANに接続し、以降はWiFi経由で使っています。
次はMusicの設定になりますが、今回私はAirPlayでの使用を想定しているので、ここでの設定は不要。
以上で、設定完了です。
使ってみた
さっそくiPhoneから音楽をVolumio経由で鳴らしてみました。 VolumioはAirplayサーバーにもなるので、iPhoneの音の出力先にVolumioに変更してみます。
うーん、良い音。 さすがにAmazon Echoのスピーカーよりは良い音で聴けますね。まぁ、大したスピーカーでないのですが。
最後に
とりあえず良い音で音楽を聴けるようになったのですが、アンプを立ち上げたり音楽を再生したりと、手作業が増えたので、Alexa使って簡単に使えるようにしたいですね。
冬休みの宿題ということで。。