初のiOSアプリのリリースとその道のり

初めてiOSアプリをリリースしました。

バレスコ

バレスコ

  • Ikuma Hayasaka
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内容はとーってもシンプルなバレーボールのスコアをカウントするだけのアプリです。 今回は最小機能でもリリースすることが目標だったので、まあ内容はどうあれ出せて良かったです。

とは言え、裏では一度4.2 - Design - Minimum Functionality でリジェクトされていたりと結構苦労しました。。(リリースされた現在のアプリでもMinimum Functionalityのように見えるので、リジェクトされたものはそりゃあもうひどいものでした。笑)

いずれにしてもリリースには違いないので、以降iOSアプリの開発者と名乗っていこうと思います。

リリースを記念して、リリースまでの道のりを振り返ってみようと思います。

アイディア出し

アプリの開発は結構前からやってみたかったので、それに向けてどんなアプリを作ろうかは日々考えていました。

すでにあるアプリではなく、比較的ユニークなアイディアを探していましたがあまりアイディアがない一方で、日頃バレーボールをやっている身として、バレーに何か貢献できないかなー、というコンテキストから、バレーボールのスコアを集計するアプリを思いつきました。

幸いながら日本語圏では重複するアプリがなさそうだったので、まずはこのバレーボールのスコアを集計するアプリを作ってみることしました。

Swift + iOS SDKに関する勉強

アイディア出しと並行して、iOSアプリ開発のための勉強を始めました。基本的に勉強の名目で行ったのは書籍の写経のみでした。

で、その勉強に使った書籍がこちら。

絶対に挫折しないと書いているだけあって、非常に平易な内容になっており、おそらくプログラミング未経験者でもこの書籍であれば、iOSアプリの開発はスタート可能かと思いました。

ただ、実際のところ書籍の内容の写経とその内容の理解だけですと、非常にシンプルなアプリまでしか作れず、それこそ「4.2 - Design - Minimum Functionality 」でリジェクトされるようなものにしかならない気がしています。

実際私も書籍を読み終えた段階でアプリの製作を始めましたが、本の内容だけではどうしても作れなかったので、多くのインターネット上の記事などを参考にしながら、製作を進めました。

みなさまご存知の通りiOSアプリの開発者はこの世に数多くいらっしゃるので、知りたいことを調べるのには苦労しなかったです。

調べるのに苦労しなかったと言いつつ、GUIを持つアプリのプログラミングがかなり久々だったこともあり、レイアウト周りは理解するのに結構苦労しました。。

1.0のリリース

結果的に「4.2 - Design - Minimum Functionality 」でリジェクトされるわけですが、私の最初のリリース(1.0)は2月25日頃に行われ、そのリリースにも結構な苦労がありました。

アプリアイコンの作成

まず最初の苦労がアプリのアイコンの作成。絵心がないわけではないですが、地道に手で書くほど労力をかけたくない部分、かつ早くアプリを出したい気持ちもあったので、ここは楽をしたいと思い色々調べた結果以下の記事を見つけました。

cacoo.com

イラレもフォトショも持っていない私にぴったりな内容。ということで、今回のアプリのアイコンはCacooで作ってみました。

時間をかけなかった割には、個人的にはおしゃれな仕上がりだと思っています。

アプリリリースに伴う申請のプロセス

初のアプリリリースということで、Apple Developerアカウントの登録からスタート。こちらもなかなか大変で、途中でめげるかと思うくらいでした。

backapp.co.jp

この作業に関しても先人の知恵を借りる形で、上記の記事を参考にさせてもらいました。スクショ付きでとてもわかりやすかったです。

上記の記事に記載はないですが、昨年10月頃からPrivacy Policyの記載が必須になった点など、複雑な手順以上に悩ませられる部分も多かったです。

1.0のリリース・・・のはずが

色々苦労もありましたが、晴れてアプリの申請を出し、わくわくしながらAppleの応答を待っていたのですが、上述の通り「4.2 - Design - Minimum Functionality 」でリジェクト。。一応交渉の余地などがあるようですが、まあ納得のいくクオリティ(機能的に)ではなかったこともあり、リジェクトを受け入れ、悔しさを胸に2.0の開発に着手しました。(実際にはショックでしばらく作業できなかった 笑)

2.0のリリース

リジェクトの悔しさをバネに、2.0リリースのためにもともと追加予定だった機能を追加し、再度リリース申請。

今度こそ、、1日待ってAppleから承認のメール。で、晴れてアプリのリリース完了です。

今後のこと

晴れてiOSアプリ開発者になれたわけですが、アプリとして納得できるものではないので、継続して開発を続けたいと思います。

残念ながらまだユーザーが0人なので、当面の目標は目指せユーザー1人!