書評『リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック 』

今更ながらリーダブルコードを読みました。

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

内容はタイトルの通りですが、読みやすいコードを書くための心がけなどが記載されており、実際のコードなどを交えながらそれを説明しています。

具体例と併せて説明しているにも関わらず、260ページというボリュームなので、得られる知識の量としてはあまり多くはないです。すでにそれなりにコーディングしてきている人は、各章のまとめや、各章内の節のタイトルを見ながら気になるものを読み込んでいくとより効率的に読めるように思います。

個人的にはあくまで脱初心者くらいまでがカバー範囲で、それ以上の方はこの本の中の付録で紹介されている、以下の本を読まれる方が良いかと思います。

【電子合本版】Code Complete 第2版　完全なプログラミングを目指して

リファクタリング―プログラムの体質改善テクニック (Object Technology Series)

達人プログラマー―システム開発の職人から名匠への道

とは言え、初心者でなくとも、忘れがちな心がけなどについて振り返る意味でも、定期的に読み返すのがこの本の良い使い方かと思います。