言葉を学ぶということ
SFに来て、言語交換のMeetupに参加するようになって、言語を学ぶ姿勢について考えさせられます。
今日も日本語・英語のLanguage ExchangeのMeetupに参加してきたのですが、自分を含む日本人はやはりなんとなく完璧でない英語に恥じらいを感じ、英語の喋る時間は口数も少なくなりがちです。(もちろん全日本人というわけではないです。)
一方で日本語を学びに来ている多くの外国人の方々は、恥じらうことなく、なんとか自分の話したいことを日本語で表現しようと、たどたどしい日本語でたくさんの言葉をアウトプットします。中にはめちゃくちゃな日本語を喋る方もいるのですが、間違えることを恐れず、積極的に会話に参加し、話題を提供します。その方は昨年の11月から1週間のうち30時間を日本語の勉強に費やしているそうです。
どちらが早くその言語を使えるようになるかは言うまでもありません。
同じ言語を学ぶ人間として、彼らを教師として、少し自分の学習姿勢を見直したいと思います。
SFでTech meetupに参加してきた
先日のLanguage ExchangeのMeetupに続き、今度はTech系のMeetupに参加してきました。
内容
参加したのはBuilding a Test Infrastructure using Dockerというもの。SeleniumのスポンサーでもあるSauceLabsがホストしているようです。
発表してくれたのはCollective Healthという Health planをconsultするweb serviceを提供している?(間違っていたらすみません・・)企業の方。
内容はDockerをバックエンドに、pepper(お父さん犬のところのpepperとは別)という独自のシステムを作って、テスト環境を簡単に共有できるようにしましたよ。というものでした。SeleniumのMeetupでしたが、Seleniumの話は出てきませんでした。。
Pepperはテストの実行環境をDockerのimageと合わせてprofileと言う形で、dockerによって提供されるそれぞれのサービスのもろもろの状態のsnapshotを保存し、開発者やテスター間と共有できるようにすることで、テストの実行環境のポータビリティを上げ、テスターが見つけたをバグを開発者にいち早く再現可能にし、早期に問題を解決することができるというもの。
技術的な部分を含め詳細はYouTubeにて公開されている動画をご覧ください。
感想(技術観点)
品質を早期にフィードバックすることは、品質を上げるために重要なアプローチだと思うので、非常に良いアイディアだと思います。
また、テスターが問題を見つけたけど開発者の環境では再現しないというのは、私の職場でも散見される良くない事例だと思うので、環境の共有というアプローチも品質を上げるという観点でも、非常に有効だと思います。
残念ながらPepperは今のところCollective Healthの内部サービスなので、我々はPepperを利用することはできませんが、アイディアとしては社内に持ち込めるのかなと思いました。
感想(初Meetup参加観点)
初のSFでのTech系のMeetupの参加ということで、日本の勉強会と比較してのコメントとしては、
- 質問が多い!
- 食べ物が多い!
- オープンソースに対しての姿勢の違い。
質問の多さは、こういう勉強会に限らず社内の会議でも感じることですが、わからないことは徹底的に明確にする。的な精神がひしひしと感じます。また、必ずといってウィットに富んだ質問が必ず出るのも、こちららしい文化だと思います。
食べ物の多さは、まあどうでもいい事と言えばそうですが、日本だとあっという間になくなってしまう程度の量しか出ないことが多い(私がそういう会にしか参加していない?)のに対し、こちらはかなりの量が出ます。飲み物も食べ物も。味は、、so so?
最後にオープンソースに関してですが、Meetup内のQAセッションである人が、「オープンソースじゃないの?がっかり。」みたいなコメントがあって、それに対して開発者も「今は社内で評価中で、じきにオープンソース化する予定」的な反応をしていて、やっぱりこっちは多くの人に使われてなんぼ的な考え方なんだなあと思いました。
もちろん日本でもそういう考え方はあるけど、まだどちらかというと外部公開はせずにそれを使ってお金を稼ぐ傾向が強いかなあと思っています。それが自身の製品に関わるクリティカルなものであるケースを除いて、オープンソース化して色んな人に使われて揉まれて、改善されたものを自身の製品開発に活かすほうがメリットが大きいと私は思っているので、個人的には見習いたい姿勢です。
プレゼンが始まる前の30分程度のネットワーキングタイムもそつなくこなし、終始楽しく参加できたMeetupでした。
最後に写真をぺたり。
初Meetup in SF
初めてMeetupと呼ばれるものに参加してきました。もともとSFで盛んにMeetupと呼ばれるものが行われているということは知っていましたが、一歩が踏み出せず、、でしたが、ついにデビューしました。
Meetupの内容
参加したのは、Nihongo Moriagariという日本語と英語のLanguange ExchangeのMeetupで、2時間の中で30分ずつ交互に日本語の時間と英語の時間を区切って、その言語で話すというもの。
今回は英語Native相当の人が3人と、日本語Native(当然日本人)3人の6人でした。
会話の内容は特に決まっていなくて、簡単な自己紹介から、どんなことをしているとか、バックグラウンドとか、なんで日本語を勉強しているかなど、その場の成り行きな感じです。
感想
自分は普段の会話の英語が苦手なので、なかなかすらっとフレーズが出てこないんですが、練習の場としては非常に有益で、今後も定期的に参加したいなと思いました。
自分の英語のレベルと気にして、こういう場に出ていきづらい気持ちもありますが、あまり気にしてもしょうがないし、来ている人はあまりそういうことは気にしている感じではないので、英語を上達させたいと思う人には良いと思います。
また、友達とか知り合いを見つけるにも、とても良い場所なので、そういう目的で参加しても良いように思います。
今回もピースボートにも乗ったことのあるAu Pairとして1年間こっちに滞在している女の子、大学を休学して1年間のアルバイト先を探しているSW Engineerの学生さん。というユニークな面々と知り合えました。
また面白そうなMeetupが見つかったら積極的に参加してみようと思います!