2020年2月時点でのマドリードバラハス空港の免税手続きについて
かなり久しぶりに旅行ネタです。出張の際に訪れたマドリードで免税手続きにちょっと手こずったので、覚書として書き残しておこうと思います。
今回はあくまで実施したケース「マドリードのバハラス空港のターミナル1でDIVAスキャナーで免税手続きを行い、バハラス空港内で返金を受け取るところまで」を、まとめたいと思います。
事前手続き
事前手続きというほどのものでもありませんが、免税手続きを行う際の書類を、必ず購入時にお店で受け取っておく必要があります。以下が私がLOEWEで受け取った書類になります(個人情報を含む部分は塗りつぶしています)。
免税手続き
空港に着いたら免税の手続きを行いましょう。免税の手続きを受けるには二つの方法があります。
- DIVAスキャナーによる免税手続き
- 退陣窓口での免税手続き
何かない限りはDIVAのスキャナーを使った方法で完結させる方が楽でしょう。万が一、DIVAのスキャナーで免税書類が承認されなかった場合のみ、対人の窓口にいく必要があります。また、何かの原因でスキャナーが稼働していないケースがあるかもしれませんので、その場合も対人窓口を使うことになるでしょう。
免税手続きを行う場所
DIVAスキャナーと対人窓口はターミナル1のチェックインエリアにあります。チェックイン用のカウンターに向かって右手の方向に進んで行くと、右手にDIVAスキャナー、左手に対人の窓口があります。おそらくその辺りに人混みができていると思うので、すぐわかると思います。
VAT refund - Aeropuerto Madrid-Barajas - Aena.es
ちなみにこちらがDIVAスキャナーの写真。
免税手続きの手順
DIVAのスキャナーで手続き行う場合、手続きは非常に簡単です。事前に購入店舗で受け取った免税手続きの資料にあるバーコードをスキャナーで読み込むだけです。読み込んだ上、承認の画面が出れば免税の手続きは完了です。もしここで承認されなければ対人窓口に行きましょう。
参考までに以下が承認されたときのDIVAスキャナーの画面。これが表示された方は返金受け取りに進みましょう。
免税手続き時の注意
免税の手続きは、セキュリティーチェック及び出国手続きの前でも後でも実施可能です。ただし、個人的にはセキュリティーゲート及び出国手続きを行う前の方が良いと思います。免税の手続きを行う際に(特に対人窓口の場合)免税対象の商品を提示する必要がある場合があるそうです。そのため、出国手続き後に行おうとすると、それらの商品を預け荷物に入れず、機内持ち込みの荷物として持ち込む必要があります。荷物を減らすためにも、それらの手続きの前に行おうのが良いでしょう。
返金の受け取り
免税に伴う返金の受け取りいくつかの選択肢があります。
- 返金窓口で現金として受け取る
- 書類などを同封した封筒を空港で投函し、後日クレジットカードに返金してもらう
上記のいずれかを多くの人が選択するかと思います。私は上記の両方の手順を試したことがあります。どちらでも問題ないと思いますが、私は以前後者の手順を踏んで、結局クレジットカードに返金がなかったこともあり、今回は前者を選択しています。クレジットカード経由の方のがレートが良いと聞きますので、できればクレジットカードの方が良さそうですが、そこは好みでしょうか。
返金を受け取る場所
返金を受け取るのは、出国手続き後になります。チェックインエリアをいくら探しても見つかりませんので、速やかにチェックイン・入国審査を行なってください。実際の場所は以下の通りです。
結構ところどころに存在しているので、見つからないということはないと思います。Exact ChangeとGlobal Blueでそれぞれ窓口が異なりますので、書類毎に適切な窓口で依頼をしてください。
こちらがGlobal Blueの窓口。
こちらがExact Changeの窓口。
返金の受け取り手順
返金の受け取り手順はとても簡単です。まずはDIVAスキャナーで承認を受けた書類とパスポートを持って窓口に行きます。あとは係員の方がよしなに手続きしてくれます。最後にサインを求められるので、サインをしてお金をもらえば完了です。とても簡単ですね。
まとめ
以上がバラハス空港での免税返金受け取り手順になります。同じスペインのバルセロナでも基本的に手順は同じになりますので、あまり迷うことはないと思います。
スペインで免税手続きが必要になった際に参考にしてみてください。