書評「本音で生きる」

かなり久々の書評。今年も目標に本を読むを掲げたので、今年こそはとここぞとばかりに書評です。

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)

堀江さんの本を読むのは実は初めてで、もともとそんなに堀江さんのことは好きではなかった(嫌いでもなかった)のですが、大胆な生き方とか、自分にないものを多く持っている点とかを感じるにつれて気になる存在になり、今回本を手にとってみました。

2015年に出版された少し前の本ですが、内容に古さは一切なく、内容もわかりやすくシンプルでとても読みやすかったです。ここからは本文の文言をかいつまみながら、書評をまとめていきたいと思います。

内容について

「小利口」になるな

内容にある、『「小利口」が一番よくない。  あれこれとまことしやかに考えて、結局動けず』の部分がかなり自分的にヒットしていて、というかまさにこの小利口がかなり自分に当てはまっていて、これが自分を本音で生きることから一番遠ざけていると思いました。

もともと傷つくのが怖いせいか本音が言えなかったり、プライドが邪魔して人に教えを請えなかったり、と、小利口らしさを日々の生活の中で随所に出していました。

「5分で終わる仕事」は片っ端からやっていこう

優先順位をつけることにも時間はかかるし、そのときのコンテキストを呼び起こすのにも時間がかかる。なので、簡単なことほどその場ですぐに終わらせてしまう。これはとても理にかなっているし、儚きにも自分はこういう仕事を後回しにしがち。ということで、これも今後見習う。

自分でなくてもできる仕事をどんどんそぎ落として人に任せ、自分にしかできないコアバリューに集中

理想の究極。人に任せるのも下手だったりするし、これも今後取り入れる。全部が全部は難しい気がするが、自分の大切な時間を最適化するためには、不要は削ぎ落とす。

日々の習慣として「考えること」を繰り返すこと

『当たり前に繰り返している日常のルーチンを改善できないか。店で受けたサービスが素晴らしかったのなら、何がよかったのか。ひどかったのなら、どう改善すればいいのか。ニュースで紹介されていた新製品を、仕事上の課題を解決するために使えないか』

毎日の生活のなかで多くの情報に触れているが、よほど興味がない限りはスルーしがちな自分。少し考える習慣を見に付けていきたいところ。習慣を作ることは得意。この本を機に、考えることを習慣にする。

今までとはまったく違うタイプの知り合いを毎月一人でも作る

この本全体として言えることかもしれないが、今年の目標である「魅力的な人になる」について、多くのヒントがある気がしている。この知り合いを作ることもそのうちの一つだ。

私は記憶の限り生まれながらの人見知りだ。無論、友達を作ることは苦手なことのひとつである。しかし、魅力的な人になるには魅力的な人を知る必要がある。もちろんすでに魅力的だと思う知り合いはいる。が、それが最適解かわからないし、サンプルは多いほうが良い。ということで、できれば毎月新しい知り合いを一人作るようにしたい。この本をきっかけに。

最後に

上記の通り、私にとっての初めての堀江さんの本は多くの学ぶべき点がありました。中には、言うのは簡単、的なものもありましたが、今年の複数の目標に絡む内容なので、とても楽しく読めた気がします。

まずは心がけるところから、ひとつひとつ実践していこうかと思います。